1967-07-20 第55回国会 参議院 商工委員会 第19号
○国務大臣(菅野和太郎君) いま大矢委員から日本民族資本による石油産業についての力強い御発言がありましたが、私どもも全く同感であって、そのとおりな気持ちでおるのでありまして、また、すでに二月、エネルギー資源の答申を見ましても、自主性ということがはっきり書いてありますし、それでまたひもつきの抑制をやるべきだということも答申にはっきり出ておりますからして、したがいまして、もう日本がひもつきを抑制するということは
○国務大臣(菅野和太郎君) いま大矢委員から日本民族資本による石油産業についての力強い御発言がありましたが、私どもも全く同感であって、そのとおりな気持ちでおるのでありまして、また、すでに二月、エネルギー資源の答申を見ましても、自主性ということがはっきり書いてありますし、それでまたひもつきの抑制をやるべきだということも答申にはっきり出ておりますからして、したがいまして、もう日本がひもつきを抑制するということは
日本民族資本は今日では出光とアラビア石油だけになってきております。丸善石油も外国油資本との競争に耐え切れないで、合弁資本にされてしまったことは御存じのとおり。このようにして、日本の民族の油資本というものが外国油資本に漸次押しつぶされてきつつあることはきわめて明らかになっております。
從つてその歳入の最も根幹となすべき今次の税法改正の二法案に對して、問題は私たちがいかにして將來の日本民族資本を育成するかという點に、十分意を用いられたとは考えますが、ただこの點につきまして私の考えますことは、收税官吏の指導と、課税技術をいかにして運營していくか。要はこの立法がいかに運營せられるかという點にかかつておると思います。